におわなっとう



納豆大好き人間としては、どうしてもこれを試したかった。ミツカンの「におわなっとう」。まず、途中のビニールがないこと、そしてなんといってもゲル状のたれ。タレは液状というのをまったく覆すアイディア。納豆は昔から「旭松」派なのだが、どうしてもこれは試したかった。
結論は、「○」!タレの味はどうしても好みが出るし、ゲル状とはいってもフタの粘着力がやはり強くしてあり、少し開けにくいなどの点はあるが、総合点としては十分「○」。
このようなスタイルになったのは、消費者からの意見だったらしい。納豆の上に被さるビニールがべとべとして片付けるのに不便なこと、そしてタレが衣服等に飛んでしまうという意見からだったらしい。会社内でプロジェクトチームが出来上がり、「セロハン引き出し方式」等が検討されたが、コスト面や作業工程との戦いから現在の姿に。素晴らしい!
 お客様の意見を常に新しい商品開発への反映させていく、この姿勢は本当に見習うベキだ。またミツカン自体が納豆の世界では新参者。でも、このような新しい新参者だからこそ「お客様の声が第一」であるというスタイルを取ってきている。これがわずか4ヶ月足らずで1億2000万食を売る結果として出ている。
 僕たちも決して忘れてはいけない。何のために今の仕事をしているのかを。変わらないことより、変われないことの方が怖いのだ。そうならないためにも、常に周りの意見に耳を傾ける事、そしてアンテナを出している事を忘れていはいけないのだ。

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