第4回全国地域リーダー養成塾そして自治体有志の会シンポジウムへ



第4回全国地域リーダー養成塾が5日~7日まであった。今回は修了者との交流や分科会もあり、大変意義深い研修となった。分科会は辻琢也一橋大学大学院教授と飯田市役所定住自立圏担当の串原係長による「定住自立圏構想」についての分科会に参加下。定住自立圏に関しては、職員交流、公共交通のあり方、道州制との絡みについて積極的な意見が交わされた。当町がある飯田下伊那地方は全国でも定住自立圏にかけては先進的であり、全国を見ても新しい道を作っているところである。
僕が個人的に気になっているのは道州制との絡みであったが、民主党の小沢一郎氏が以前主張していた「基礎自治体を全国で300」という数字、そして定住自立圏構想における中心市該当都市は250あまりあることを考えると、飯田下伊那地方での定住自立圏の取り組みいかんでは、道州制にとって変わる可能性があることを辻教授は示唆していたように感じた。確かに道州制が国、県、市町村の垂直補完であり、お互いに牽制している現在の状況よりは、定住自立圏構想のほうがより地域に即した柔軟性を持っており、またより分権という視点から見ても、はるかに道州制よりは優れていると考えている。
また金曜日の夜はB1グルメ優勝の厚木のシロコロホルモンを厚木市職員の方々と一緒に食べる!シロコロがおいしかったのは言うまでもないが、素晴らしかったのは厚木市の職員の方々だ。課長さんをはじめ本当に厚木、そして神奈川や地域のことを考え、それを熱く語る姿に本当に感動した。いつかどこかで一緒に仕事をしてみたい!と思える、本当に素晴らしい人たちだった。

そして次の土曜日は「自治体職員有志の会」シンポジウムINティアラこうとうに出席。プロジェクトKの朝比奈さん@総務省、藤田さん@NONPAの会の事例発表、そして多久市の横尾市長の講演。話を聞くたびに思うのは、ドラッカーの「三現主義」を思い出した。
1)現場を知り
2)現物に触れ
3)現実を知る
その後のディスカッションでは、開成町の露木町長から厳しい言葉が・・・
<ブログより引用>http://hydrangeaceae.cocolog-nifty.com/hydrangea/2009/08/post-6252.html
私は、シンポジウムで、ちょっときつい発言をしました。公務員の皆さん、身分が保障されています。立場を失って路頭に迷うことは不祥事でも起こさない限りありません。死ぬ気でやる場面が少ないことは間違いありません。私は、衆議院選挙に立候補し落選した経験があります。会社を辞めて選挙運動をしていた時期も含めて4年半余り浪人していました。かなりきつかったです。這い上がったというと大げさですが、必死でした。
そうした体験をした目から見ますと、公務員の皆さん恵まれています。うらやましがって言っているのではなく、身分が保障されているのだから逆にもっと挑戦して欲しいと思っています。首になる心配がないのだったら、住民のために身体を張って欲しいです。「勉強は良いから現場に出て欲しい。」と発言しました。
<ここまで>
勉強は良いから・・・この言葉は結構、響く。現在リーダー養成塾を受講しているメンバーとも話したのだが、「結局、ここで持ち帰ったことを、どこまで形にできるかだよね?」露木町長は具体的に「勉強よりは、地区のお祭りに参加するほうが、よっぽど大切だ」とおっしゃっていた。

自分たちがなぜ養成塾に参加し、様々な知識を学んでいるのか?もう一度原点に還る必要があるな、と感じた1日だった。
ただし、少しながら最近、脳の枯渇を感じている。うまく表現できないのだが、ありとあらゆる物事を知りたい!と飢えにも近い感覚があるのだ。ただし、その受け皿である脳が「ザル」である可能性は十分高いのだけれども・・・
写真は厚木のシロコロと初体験したホッピー。両方とも最高!!

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