萩山神社の御柱祭り

とうとう明日は、僕が住む高森町萩山神社の御柱祭りである。
江戸時代、鎌倉幕府が成立する10年前に、当地の松岡城主が萩山神社を創建。この萩山神社に奉ってある神様が、諏訪にある諏訪大社と同じ神様なのである。この祭りの起源は不明だが、明治よりずっと以前からではないか?と言われている。
萩山神社のお祭りは申・寅年に行われる。また御柱祭りは2本の松の木を使い柱を立てる。木遣り唄はこの地域の独特の唄があったらしく保存会も存在したが、昭和36年に発生した「三六災害(さぶろくさいがい)」以降に消滅したとのこと。そのため昭和40年代に本場である諏訪大社へ有志が習いに行き、現在はその唄を歌いながら御柱を曳く。
※ちなみに「みさ」(御射、三才、三社、美佐など…)の地名があるところは、おおよそ諏訪大社と関連があるらしい。(詳しくは『伊那』2010.03月号 伊那史学会を参考のこと)

僕は早生まれの寅年。同じ年代の男たちは学年で言うと1つ年下になるが、21日の準備の際には夜顔合わせに呼んでもらい、一緒にお酒を飲み交わした。僕はもともと高森町の出身ではないが、このような伝統芸能が存在し、しかも申と寅の年男しかできないお祭りに参加できることは、大変名誉なことだと思う。
写真は、区民総出による式綱づくりの様子と、木遣りの男衆。さてさて、明日はどのような御柱祭りになるか…



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