新人職員受入研修を受講する

 昨日、26日は4月から入庁する新人を受け入れるための、先輩として研修を受講してきた。講師は飯田市にある(株)ヒューマンブレインジャパンの井坪さん。井坪さんとは、ブレインワーキング勉強会や先月のファシリテーション研修、そして偶然にも僕の友人の友人というつながりで、大変お世話になっている人。そして、とても行動的で尊敬できる女性である。

井坪さんの講義の中で特に印象的だったのは、3つ。
1つは「怒る」と「叱る」の違い。「怒り」とは感情のままに相手にまさに「怒り」の感情をぶつけること、そして「叱る」とは「相手の成長を願って」指摘・指導すること。ここで思い出したのは昨年の11月の日本シンクロのコーチだった井村雅代さんの講演会を聞いたときの言葉だ。
井村さんは選手を叱るときには、必ずその後に解決法を選手に伝えるらしい。その裏には、スポーツのゴールはメダル等の獲得ではなく、「人材育成」である、という信念があることらしい。
また、井村さんは叱るときにやってはいけないことを3つ挙げていた。
 ①気分で怒らない
 ②昔の事で怒らない
 ③しつこく、怒らない
人材育成と捉えた時に、叱ることの意味は大きくなってくる。実は僕は部下を持つのが初めての体験なのである。今度は自分が教える立場なのである。その身分に溺れず、謙虚な気持ちで自分も「育成」されていくイメージで望みたいと改めて思った。

2つ目は、「あいさつ」。これも同様に井村さんの講演会を思い出す。井村さんが中国チームのコーチを引き受けた時に、中国の国民性もあるだろうが徹底したことが、やはり3つあったとの事。
 ①笑顔(愛想笑いでいい)
 ②あいさつ
 ③ありがとう(謝々)
この3つを徹底するだけで、チームに暖かさ、そして明るい雰囲気が生まれてくる。

最後は、上記にもある「ありがとう」。これは本当に難しい。特に仲が深まるほどおろそかになりやすい。これは、以前読んだ「痛くない注射針」で有名な岡野工業の社長、岡野雅行さんの本『世界一の職人が教える仕事が面白くなる発想法』から知ったことだ。お礼は「4回言う」べき!
 ①その時
 ②次の日
 ③次の週
 ④次の月
確かに、毎日会える訳ではないが、その時にお礼を言った後、会うたびに3回はお礼を言う、そのように僕は理解している。

僕は特に最後の「ありがとう」が忘れてしまう。井坪さんは必ず講義や研修で一緒になった人にはハガキを出す。僕はこういう所が弱い。ハガキとは行かないが、名刺に書いてあるメールアドレスにでもメールを送る習慣をつけたいなあと思う。

井坪さんの研修の最後の言葉は「新任職員の方にたくさんの愛情を注いで下さい」。暖かい気持ち、暖かい職場であれば入ってきた新人も早く成長するはず。

写真は、桜。実はまだ町内の桜は本格的な開花の時期ではないが、この桜は役場のボイラーの横にある。ボイラーの「暖かさ」によって他の桜より先に咲いたのである。おそらく人材育成も同様なのだと思う。暖かい気持ちや雰囲気がそばにあれば、誰よりも先に花を咲かせるのだと思う。

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