20100513地方自治経営学会

5月13日は御茶ノ水の明治大学キャンパスで行われた地方自治経営学会に参加。僕が尊敬する方々が若い時から参加している学会の一つとして知っていたので、なんと自費で参加してきました。職場の皆さんにはただ休みとって遊びに行っていると思われていたかも。


地方自治経営学会








さて会長は元鳥取県知事の片山善博慶応大学教授。2年前の自治体有志の会の際にもお話を聞くことができ、それ以来の大ファンです。

<メモ>

本学会のミッションとは、住民・市民のための行政経営とは何かを常に考え、これをアカデミックにそして理論的に表現し、共有していくこと。
民主党の地域主権改革。権限・財源の移譲の流れの中で、議会の強化や住民投票の法制化などの、今までとは違った動きが出てきている。
重要なのは、現場声、現場の実態、住民の意思が反映されること。これを忘れてはいけない。

続いてはパネルディスカッション。これまた大尊敬する逢坂誠二首相補佐官が参加!の予定だったのですが、急遽会議が入ったため、10分間のみ逢坂さんの出席!でも逢坂さんの地域主権にかけるアツい思いを生声で聞く事ができました!

<メモ>

地域主権・地方分権を進めるにあたって重要なこと。自治の事は自治の現場が決める、補完性の原理の明確化、市町村が重視されるべき、責任があるところへ権限も財源も移譲するべき。
そのため、「義務付け・枠付けの廃止」「一括交付金」「地方自治法の見直し」「地方政府基本法構想」「国と地方の場の設定」などを考えている。
「一括交付金」→ヒモ付き補助金は基本的に廃止。H23年度から段階的に見直し。
「国と地方の場の設定」→危うい面もある。要望や要求、陳情の場としてはいけない。政府側も地方を説得し納得してもらう場と考えてはいけない。あくまでも地方政府と国が建設的な意見を交換する場所でなくてはならない。

この後も河村名古屋市長の話や、民主党の動きなどを聞ける貴重な体験でした。
学会終了後は、著名な方々との交流会。片山ニセコ町長をはじめ、館山市議会の方々、そして女性議員の方々のパワーに圧倒されっぱなしでした。本当に貴重な出会い、そして体験の場所でした。







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