20121020愛知大学フィールドワーク

 前回のブログでも紹介したとおり、愛知大学との連携事業を今年から進めています。20日は、今年の大きな目玉でもあるフィールドワークIN高森。愛知大学からは地域政策学部の2年生約50人が来てくれました。



World Cafe: 20121009愛知大学にて事前学習会講義
愛知大学にて事前学習会








町長の特別講義


 まずは、町長による特別講義。高森町を取り巻く状況やまちづくり哲学などを学生たちに。僕の学生時代を考えると、このように首長の立場の方と話す機会などは殆ど無かったなあ、と。これは貴重な体験ではなかったか?と。講義終了後も、多くの学生が町長のところへ質問に。これだけでも大成功です。

産直施設「旬彩館」へ


 一番最初のフィールドワークは、高森町出原にある産直施設「旬彩館」。この組合長さんから学生たちに高森町の農業や産直施設の現状、そしてどんな思いで組合員の方々と一緒にこの施設を経営しているのか?という話を。
「単純に市場原理に乗ってしまうような経営はしたくない。顔が見えたり、人の温かみや土臭さが伝わるような、そういう産直施設にしたいんだ。」
学生の皆さんからすると、このハードルは高いように思います。いかにこの想いを貫きながら、利益を生み出していくのか?どんなアイディアが出るのか、楽しみです。

大島山区へ


 次は高森町大島山区へ。ここは町民・区民・檀家がほとんど一緒になっているという全国でも稀な場所。この場所を牽引しているお一人が、瑠璃寺の瀧本重職。
瑠璃寺の獅子舞などを中心に、住民の方々が提案してきたものを全力でサポートする。また活動拠点として退職金をなげうって茶屋まで建設。ここを中心に様々な専門家が集まり、多くの価値を生み出しています。


千早原

高森町の旧蘭植物園があるこの地域は、高森町の中でも高齢化による担い手不足で遊休荒廃地化が進んでいる場所。この地域を何とか盛り上げようと頑張っているのが、「南アルプスが見える緑の丘の会」の皆さん。僕も以前、この会長さんとはお仕事を少ししたことがあるが、本当に前向き。この打ち合わせの時もお家の玄関で、会長がやってきたこと、そしてやってきていること、そして望んでいることを知ることができた。こういう人が地域に沢山いることこそが、地域の底力。


高森町へフィールドワークに行きました(公共政策コース)|愛知大学地域政策学部
愛知大学地域政策学部で紹介されています!




1月には成果発表会

最後に学生たちが「また来たいなあ」と。これだけで、今回は大成功!また1月にはこのフィールドワークをもとに成果発表会が豊橋キャンパスで行われる。本当に楽しみ。

 今の学生のICレコーダーやスマホなどの録音や録画機能を使いながらメモをとっている姿が印象的でした。

◆今日のTweet◆

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