高森町では「みんなでつくるあったかもり」プロジェクトをスタートさせ、その一つが自治基本条例策定に向けての動きです。
World Cafe: 一大プロジェクト、スタートしました!
町の中で開催するのは3回めですね。
World Cafe: 20130223ワールドカフェを開催予定!
アイスブレイク
いつもなら、握手を全員でしてもらって「一番多くの人と握手出来た人にプレゼント」という手を使いますが、今回のアイスブレイクは職場同士だったので「チームごとに全員で握手」というカタチにしました。これは、一考する必要があります。ワールドカフェの説明
これも初体験の人がほとんどですと詳しく行うのですが、今回は体験者もいたのでサラッと。また進行上の中で説明するようにしました。また、今回は限られた時間の中で、しかも職員同士だったのでタイマーを使いましたが、 町民の方とやるときにはタイマーはあまり使わないほうがよいかも。ストレスを感じさせるような気が(経験上)します。
なので、ファシリテーターがすっと手を挙げてそれを合図とする、とか、バイブ式のタイマーにしてファシリが持っているとか…
まあ、これは賛否両論ありますね。
フェイスブックのいいね!を参考に
3ラウンドまでやって、最後は大事な「振り返り」「全員で共有」の時間に入るのですが、Facebookを参考に、「自分の共感できるもの」「納得できるもの」に★印をつける、という手法を使いました。本当に決めたいときは、アイディアn個に対して5で割った数のシールを全員に配り、合意できるものに貼り付けてもらう「5/n法」なのがあります。
ワールドカフェは発散、気付き、学びのワークショップ
今回は、結論を出すことが目的ではなく、みんなで「この人ってこういうこと思っているのね」「みんなで、こういうところを目指したいよね」という意見の交流や気付き、学びが目的ですので、さらっと。KJ法への批判
よくワークショップの中で使われる「KJ法」。文化人類学者の川喜田二郎(かわきた じろう※KawakitaJirou氏が編み出したので「KJ法」)が実践の中で編み出した、意見をグルーピングさせてまとめていく方法。大変、よい方法なんですが小山龍介氏は著書『クラウドHACK』の中で、立花隆氏の言葉を引用し「KJ法はまとめの作業などに時間がかかること」「カードに書いていない情報を無視してしまうこと」の2点を挙げ、批判されています。
そういう点から見るとワールドカフェというやり方は「まとめる必要がない」「好きな事を書いて良い」という点から、上記のKJ法の課題はクリア出来ているのかな?なんて感じています。
※下の本は、上記の点以外に僕の仕事のやり方のバイブルの一つなんです。
「気楽なんだけど、仕事などについて真面目に話せる場」
いろんな意見が出ましたが、一番自分にとって「なるほど」と感じたのは、こういう「気楽なんだけど、仕事などについて真面目に話せる場」を、職員全員が求めているってことですかね。三重県では、北川正恭氏の時代の改革の中身の中で、やはり同じような場を設定することを目的に「サテライト・オフィス」というものがあったと聞いています。
下の2冊は、当時は読みました。本質的なところは時代が移っても変わらないものだと思います。
こういうものを企画し、実施し、そしてファシリテーターまでこなすってのは、少し、というか結構疲れます。でも、ちょっと定期的に続けてみるってのも、組織にとってはいいのかも知れません。
今日のBOOK
ワールドカフェを実施するのに参考にした本です。いいですよ。日本のファシリテーションの第一人者、堀公俊さん。平成20年に幸運にもご本人から受講することが出来ました。それ以来、ずっとファンです。
ファシリテーションの時に使えるフレームワークがわかりやすく紹介されています。
僕の会議「感」や、ファシリテーションの考え方に大きな影響を与えたくれた釘山さん。高森町にも来て下さいました。大ファン。その後もお付き合いさせて頂いてます!
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