ふるさと祭り終わる、そして御柱祭りが始まる…


最近、忙しくてブログを書くことが出来なかったが、内容の濃い日を過ごしている。
11月14日~15日は、当町の一大イベント「第29回たかもりふるさと祭り」が開催された。僕自身は、主担当として企画から総括の運営を行って3年目となる。今回は初日は大雨に見舞われて、本当に心臓が爆発するほど不安だったが、日曜日は仲間の職員が朝から会場である中学校のグランド整備に出てくれて、何とか乗り切った。いつも雨だけはどうしようもない、と思うが何とか来てくれるお客様の事を考えると、雨だけは降らないでくれ!というのが正直なところ。
今回は、自分もメンバーの一人である「TAKART」のメンバーが「市田柿皮むき&つるし体験」ブースを開設し、2日間で100人あまり、20kgケースを4箱、子供や年配者の方に体験してもらうことが出来た。あえて昔ながらの手法で「手動式の皮むき機」「畳糸を使った柿すだれ」そして木製のつるし場所を作成したこともあり、子供たちは珍しさで、そして年配の方々は懐かしさで参加してもらうことができたとの事。僕自身は、ふるさと祭り本体の仕事があり、ほとんどブースのお手伝いをすることができなかったが、終了後の慰労会での仲間たちの笑顔を見ると内容は大成功だったことが十分伝わってきた。今、この柿すだれは高森町役場玄関前に堂々と飾られている。これをつるしてある木製の建具も素晴らしいできだ。一度皆さんにも見に来てほしい。祭りの翌日から腰痛が…治療に行ったら軽いギックリ腰とのこと。う~ん。

話は前後するが、11日は地区の役員会に出向き、当町のコミュニティ施策の特徴でもある「花いっぱい活動」に対する補助金減額について説明を行った。このような会議は本当に辛い。ただし、自分の中で税金を使用するという点や今の時代のように本当に町や地域のためになる事にお金を使うことが重要であり、そのためにも今までやってきている役場の業務のみならず、地区の作業自体の見直しも必要だという思いがある。(これは役場職員という立場より、いち住民という立場からそのように思う。だからこそ、役場の職員は常にこのジレンマと向き合って、そして戦っていると僕は思う。)最終的には、「本当に事業そのものが必要かどうか地域の会議で決める」という話になったが、今でもこの会議の方向性が良かったかどうか、僕にはわからない。ただし、補助金減額の話が、このような話になるきっかけになったのは事実である。僕が本当に心配しているのは、補助するための税金がいつしか委託料になってしまい、補助金ありきで事業を行っている現実が実感してもらえたかどうか、そしてもし事業廃止になった場合、地域のコミュニティが低下しないかどうか?の2点である。これを考慮して地域での合意形成の上で結果がどうでるかは僕にはわからないが、少しでも地区の既存事業について真剣に考えてもらうきっかけになってほしいと本当に思っている。

そして昨日は一日かけて、区の山から柱を2本出してくる「山出し」の作業だった。
みなさんは日本三大奇祭の一つと言われている長野県諏訪市の「御柱(おんばしら)祭り」をご存じだろうか?急斜面を大きな大木が垂直に流され、その上に男衆が乗ってくる凄まじい映像は見たことがあると思う。もともと五穀豊穣などを祈願する祭りで、寅年と申年(6年に一度。数えで7年に一度)に行われる祭りである。そして来年2010年は、まさにこの年なのである。
高森町下市田にある萩山神社は、この諏訪大社の末社であることから諏訪の御柱祭りが開催される年と同時に、同様に山から御神木を出し区の中を曳いた後、神社の境内に建てられる。そのためこの地区の寅年と申年の男衆は、御神木を山から出し、皮をむき、柱の頭を三角錐に削るのである。昨日は、まさにこの作業までを行う日だったのである。僕はもともと高森の出身ではないが、いろいろな縁があって高森町に住み役場職員として働いている。しかも寅年とくれば、こんな素晴らしい行事に参加できることは本当に名誉な事だ。
山出しの作業は14mもある木をロープで引っ張りながら山から出してくる作業は1本2時間かかり、これを2本出すのでそれだけでほぼ一日が終了である。そしてその木をユニックで地区の外れにおろした後は、みんなで皮をむき頭を三角錐に削る(冠落としと言うらしい)。そこまで夕方5時。その後は区民会館でぬる燗で直会なのだが、これがまたおいしいお酒。正直腰は悲鳴をあげていたのだが、そんな痛さも忘れるほど充実した一日だった。
また明日からは東京で研修。バスの中での腰痛のことを考えると、本当は休めばよかったと思うが…

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