息子だが…モンチッチみたいだなあ(ーー;)
五平餅とは日本の中部地方に伝わる郷土料理。炊いたお米をすりつぶし(これも完全に潰してしまうとまた美味しくないらしい。ほどよくお米のつぶの食感が残っているのがイイ感じ)、これを竹串や木串にこのお米をつけて、そして味噌、砂糖、みりん、山椒などを混ぜた特製タレをつけて焼いて食べるのだ。
またこのタレも地域や各家庭によって全く違う。これがまた面白い。僕は個人的にはやっぱりクルミが入ってるタイプが好き。
五平餅の名前の起源は神道で言う「御幣」に形が似ている、また木こりの五平が山作業の間に食べる食料として作った、などの説がある。
ここの家では直径4cmくらい、厚さ1.5cmくらいの形をつくりこれを2つ竹串に刺してつくる。いわゆるメガネ型。
飯田市千代にある親父の実家では「わらじ」のように大きな形であり、串も3cmくらいの太さ、長さ30cmくらいの木(小学校の時に使った30cm定規のイメージ)だった記憶がある。
Google画像検索で「五平餅」でサーチをかけるといろんな形の五平餅が見られて面白い。
五平餅 - Google 検索 |
日本人の時間軸における独特の世界観に「ハレ(儀礼や祭りなどの非日常)とケ(普段の生活である日常)」があるが、お米が貴重だった江戸時代中期では、この五平餅はハレの食べ物だったと言われている。
長い年月の中で、このように各家庭で作り方が伝承されていく一方で、ハレの時の食べ物が今ではお土産として販売されるようになっている。まあ土産の語源が「宮笥」という神社から頂戴した箱という事から、今でもハレの物と言って、あながち外れてはないのだが…
いずれにしても地域に伝わっている伝統料理や郷土料理が作り方とともに、どんな時にどうやって食べられてきたのか?こういうものも一度掘り返してみたいと思う。
<参考>
Wikipedia
五平餅 http://ja.wikipedia.org/wiki/五平餅
ハレとケ http://ja.wikipedia.org/wiki/ハレとケ
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