平成21年4月21日、異業種間交流のきっかけとなる「まちづくりを考える集い(仮称)」がスタートした。30代~40代の町内に住む若者が集まり、これからの時代で町のため、自分のため、家族のため、そして未来のために何ができるのか考え、そして「実行」に移すことを目的として集ったグループである。先日の5月13日は今回はグループ名、役員、そしてワークショップを行った。
当町では今から15年以上も前に「ハーモニック塾」という同様の事業を行っていた。当時の全国でもまちづくりに関しての先進的な活動を行っている団体の代表者や大学教授を招き、いろんな分野の人たちが集まりそして分科会を作り研修、活動、イベント等を開催していた。
今回の「まちづくりを考える集い(仮称)」は、この「ハーモニック塾のような集まりを復活させたいなあ」という上司とその友人の方の一言ではじまり、そして同じ事を考えていた僕も加わり、立ち話というか普通の世間話から実現できたものだ。しかし、この集いをハーモニック塾の二番煎じにするつもりは毛頭ない。
当時の記録を見ると、参加者の熱意と行動力には凄まじい物を感じる。しかし、(過去のこの事業を否定するつもりは無いが、)今は時代が違う。昨日集ったメンバーの中にも週3~4日休みの職業の方もいるだろう。その中で賛同し集ってくれた人たちを本当の心から尊敬している。普通なら自分が一番であるだろう。もしかしたら一番と考えているかもしれない。しかも今回の会議が実行に動いたときに資金はほとんどないと思う。それでも集ってくれたことが嬉しい。今後どのような活動の中で、いかにして具体的なアクションに結びつけていくのかが重要なポイントであるが、自分の職業を超えたスタンスで参加していきたいと考えている。
2回目の会議で決定したTAKARTという名前は、TAKAMORI(高森)とSTART(スタート)を合体させたもの。さらに町をデザインするという意味でART(芸術)という単語も含んでいる。
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