13日(土)は、当町出身者で中部地区に住む方々で構成される「高森会中部地区」の総会に出席。もう一つ高森会には関東地区の会もある。両会とも高齢化が進み、新しい会員の確保は深刻的な問題の一つ。
そんな中で、中部地区総会の会長さんの挨拶は、とても印象的だった。会長さんは、長い間メディア関係のプロデューサーとして活躍してきた方。もう80歳を過ぎているが、服装や雰囲気はとても若々しく、素敵なオーラが出ている。
「僕たちの若いころは、仕事が終わると仲間と一緒に居酒屋やバーに集まり、仕事の事や将来の夢について語りあった。それこそ同郷の人がいれば、肩を組んで「信濃の国」を大合唱したものだ。だが今の人は違うらしい。仕事が終わるとコンビニにより、缶ビールとおつまみを買って、家に帰る。そこでパソコンの画面で(チャットやツィッターを使って)いろいろ話をしているらしい。僕たちには想像つかない・・・」
僕は正直この後は「今の若い人たちは・・・」とお叱りの言葉があると思っていたが、会長さんの言葉は違った。
「私たちは、今こういう若い人たちがいる、ということを頭に入れておかなくてはならない。その中で新たな勧誘の方法や郷愁の想いを強める事を考えて行かなくては。」
この考えは、僕の仕事にも十分通じるところだと思う。なによりもこういう考えを持った先輩たちがいるのだから、余計に若い僕たちが想像力・創造力を十分に発揮して、既存のフレームにとらわれない発想をしていかなくてはならないと、痛切に感じた。
帰りは刈谷SAへ。地下の物産店舗ブースには、根羽村のヨーグルトや牛乳、そして市田柿もあった。あわせて南信州地域の写真もたくさん展示してありました。
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