島岡御大生誕100周年~明治大学野球部の夏合宿終わる~


高森町で唯一出身者で有名なのは、元明治大学野球部監督の島岡吉郎氏。敬愛、そして畏怖を込めて「御大」の愛称で知られている方だ。その選手の育成方法は、技術だけではなく、人そのものの生き方からたたき込むことから「人間力野球」と呼ばれる。現楽天の星野仙一監督などは、有名な教え子の一人である。今年は、その生誕100周年にあたる。
※ちなみに上の横断幕のデザインは、僕〜。

島岡吉郎 - Wikipedia
Wikipediaより

この縁もあって毎年夏、明治大学野球部のキャンプは高森町で行われる。球場はどうしても隣市の飯田市になるが、宿泊は当町の研修センター森の家に。


数年前からは、あるつてで駒澤大学野球部も合宿に。今年は明大VS駒大のオープン戦を開催!日本でも六大学野球のうち二校が合宿に来る町なんてない。
高森町/首都圏の大学野球部が高森町で相次いで夏合宿
明治大学、そして駒澤大学の野球部が合宿!


また、子どもたちに対しても、毎年野球教室を開催して頂いている。恥ずかしながら今回の生誕100周年イベントに合わせて、初めて明治大学野球部の練習を間近に見ることができた。


結論から言うと、「感動」
野球を全くやらない僕でも本当に感動した。
また、子どもたちの野球教室では、善波監督の教え方は本当に勉強になった。僕はたまたまピッチャーの牽制球の投げ方を教えている場面を見ていたのだが、決してしからない。「うん、いいぞ、その感じだ」「もう少し今度は歩くように、急がなくてもいいからやってみよう」と本当にほめる。子どもたちも、その通りにやってしまうのは、まさにマジック!
「感謝を忘れてはいけない」
練習中や最後の交流会で善波監督やキャプテンの挨拶で盛んに聞いた言葉は「感謝」。自分たちが野球ができている、そして子どもたちに対しても野球ができていることは、親や先生をはじめ、それに関係している全ての人の協力のお陰、感謝を忘れるな!との言葉だった。

この日を境に明治大学のファンに。合宿に来る選手は、選べれた選手。将来プロとして活躍する選手もいるに違いない。また高校野球が好きな人には、いずれも名門校からの出身者がほとんどだからたまらないはず。今回のメンバーの中にはドラフト1位の呼び声も高い野村選手も。こういったつながりがあるのは、本当に大きな財産。

なによりも良かったのは、子どもたちの笑顔。


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