20110908 信州キャンペーン実行委員会主催のソーシャルメディア活用講座へ




長野県観光企画部が事務局を務める信州キャンペーン実行委員会が主催の、観光担当者のためのソーシャルメディア活用講座に参加。
講師には、eResort Inc.代表/観光情報学会理事である釼持勝(@guden2)さん。2002~2004 年には北海道ニセコひらふ地域で「外国人集客に耐えうる地域基盤作り」を指導し、その後5 年で外国人客数を 20 倍以上にした方。


僕が「イイね!」と思ったポイント
1)広報と宣伝の違い
※「私はこんなにかわいく美しいのよ!」と自分で言うのが宣伝。
※「あの人はこんなにかわいくて美しいんだよ!」と思わせるのが広報。
⇒今一度、広報の意味を問い直して、SNSなどのツールを上手に使う。


2)「空⇒雨⇒傘」
お客様が抱えている課題を解決すると集客数は伸びる。
その際「空⇒雨⇒傘」というストーリーで情報発信すること。
※勝間さんの本の中でも、触れられていましたね、この「空、雨、傘」。


3)方針制約を自ら変える
SNSのサービスを上手く使うには、社内の規定や制度、業種ならではの慣習、企業や地域の組織構造を変えていく必要がある。
⇒組織改革・人材育成固定観念・前例にとらわれず、まず「顧客第一」「顧客目線」で考えること。


4)組織全体で動くということ。
長万部のTwitterの事件は、担当者の責任ではなく、明確なコンセプトを共有していなかった役場の責任。だからこそ、こういうところをしっかり。ツールを用いて、全て上手にいくわけではない。




再確認
 このツールを用いたから、すぐに集客できたり交流人口が増加するのでもない。しかも組織として運用していくには、既存の体制じゃ難しい。
だからSNSも所詮「手段」なんですね。TwitterやFacebookを導入する、というのが目的ではない。
「どういう人に見てもらいたいのか」「どういう人に来てもらいたいのか」「どういう市民(職員も含む)を育てたい、増やしたいのか」「どういう町にしたいのか」というビジョンがあって、そのためにTwitterやFacebookをどう使うのか?こういう戦略を立てなくてはいけない。
こんな基本を再確認した講義でした。




講義終了後は講師である釼持さんと名刺交換。実は講師の釼持さんは既にフォロー済みでした。@guden2
また、会場には隣町の@it_araiさんや、先月の@ooharayaさんで開催された、「信州ライフハック研究会」(略称;信ラ研)で知り合った@sentokun7さんも。




資料はココから。


ちなみに、いなっせビルの駐車場1階横にある総本山「しなとら」さんの、担々つけ麺、美味しかった!680円!

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