それでも頑張っている人はたくさんいる。そういう人たちが、農業が今までの日本の自然や健康な食をつなげ、守ってきた。
先月はNHK長野の番組に出演。この長野県の南部では元旦の歯固めに、豆、栗、市田柿を食べる。このような風習を伝えていくことも、僕達の大きな仕事の一つ。
お正月の風習については、こちら。「まめでくりくり、かきとる」とは?
そしてJAさんでは、こんな取り組みも。
そして、今月の頭は、物産展へ。
「町イチ!村イチ! 2011」開催概要
全国933の町や村のうち、253町村が一堂に集まる物産イベント「町イチ!村イチ!2011」(主催:全国町村会、後援:読売新聞社ほか)が12月3日(土)、4日(日)に東京国際フォーラムなどで行われた。
物産展に出て思ったことは、僕達が思っている以上に、都心部では市田柿は知られていること。しかも、その目はシビア。本当にその味や良さを分かってくれている人は買ってもくれるけど、言うことも言う。
また、どうしても地域ブランドになったことで、市田柿の柿すだれの風景や昔ながらの皮むきやつるし方がなくなってしまうのも、どこか寂しい。確かに安心で安全で品質を高いものを、購入される方には届けたい。でも、今日の市田柿となるまでの、先人たちの知恵や技術は残していきたい。そんなことで頭を悩ませる毎日。
さて、暗い話しばかりではいけない。
これからはお歳暮やお正月の季節。ぜひ、皆様にこの味を知ってもらいたい。そして、元旦の朝、家族でコタツを囲んで、「まめでくりくり、かきとる」を皆さんに実践してもらいたい。
そして、そっと紹介です。
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