「自然の中で生きる」ということ


最近読んだ数冊の本から感じたこと。

『道をひらく』

「自然の四季は、虚心で無心。それに比べ人間の心は我欲、私心に溢れている。」
「人間にとって自然体でいることは難しい。だからこそたまには野に出て、花を手に取り、自分の生き方を考えてみよう。」

『PPKのススメ』

「生活環境の悪化が人間の健康に害を及ぼすという調査結果も出ている。」
「極端な話、都心部で医療体制などを整備する、医療・福祉・介護を連携させる、というよりまずは緑化を進めたほうがよい、という地域さえある。」

僕は東京に研修に行っているときに、あるファーストフード店に寄った。そこの店は窓もない地下だったが、その中でサラリーマンやビジネスマンが、一人ひとり誰とも喋らず、本を読んだり、携帯電話をじっと見つめたり…
僕はその時に「こういう場所にはずっとはいられないなあ」と。同じコーヒーを飲むにも、緑の風景が見れるロッジ風のカフェで、ゆっくり本を読みたいなあ、と。

もし高森町が高森町であるためには、南信州が南信州であるためには、長野県が長野県であるためには、どうすれば良いのか?と考えれば、中途半端で三流の都市部を目指すより、一流の、最高の、素晴らしい自然環境に恵まれた、ホスピタリティあふれる田舎を目指したいなあ、と。

それがこの地域が持つ強みを活かした観光のあり方なのかな?と。自然があるってことは、いいねえ〜!




World Cafe: 読書メモ『PPKのすすめ』


0 件のコメント:

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

ZenBack