高森町「借金時計」を作成

高森町「借金時計」

ずっと今の仕事についてから、わかりにくい情報をどのようにインパクトを持たせて表現するか、ということに常に頭を悩ませてきました。確かに、広報紙などの紙媒体、そしてそのようなデータや資料をWEB上でも詳しく説明していますが、今度は難しすぎて読む気にもならない、というご意見もあります。


高森町/高森町「借金時計」








 また、町勢要覧資料編の作成の際には、「資料編のミカタ(味方・見方)」を作成しましたが、なかなか読んで頂けないという現実があります。


高森町/町勢要覧
資料編のミカタ(味方・見方)


http://www.town.takamori.nagano.jp/Files/1/02000069/attach/mikata.pdf

 



今回、その一つの表現方法として高森町「借金時計」を作成し公表しました。高知市役所財政課の皆さんにも承諾を頂きまして、高知市借金時計のJavaScriptを参考に高森町バージョンを作ってみました。

高知市借金時計

大学院にてJavaScriptを勉強しておいて、良かったです。また、CSSも工夫してできる限り公式WEBのデザインに近くなるようにレイアウトも作ってみました。






借金時計の歴史

皆さんもご存じのとおり「借金時計」と言えば、財政ジャーナリストの財部誠一さんがご自身のWEBで日本の起債額について、秒数と共に表したことが始まりです。
財部誠一









 その後に、松阪市などはWEBではもちろんのこと、電光掲示板のような借金時計を市民の方々の寄付により制作し、庁舎前に設置しています。
借金時計 | 松阪市



 





長野県内では?

長野県内では、公式WEBに掲載しているのはおそらく塩尻市のみで、県内では2例目のはずです。
塩尻市の借金時計/塩尻市公式ホームページ
「借金時計はこちらへ」をクリック








 東洋大学の根本教授(アセットマネジメントなどの第一人者)は、「孫のクレジットカードで物を買うにも限界がある」との表現をされています。確かに、まちづくりにはお金が必要ですが、どのように使われているのか、住民の皆さんも役場も知っていることが前提です。


東洋大学経済学部|総合政策学科ホームページ










難しい財政情報をわかりやすく表現し、少しでも町の将来について議論したり考えて頂くキッカケになればと思っています。

P.S.
8/23にはSBC信越放送が高森町「借金時計」について取材に来られました。8/27(月)18:15~SBCニュースワイドの中で、県内自治体の財政についての特集がありました。その中で短い時間ですが紹介されました。



今日のミュージック

昔から大好きなDAISHI DANCE。PIONEERの新製品のPV。この曲のSAXは武田真治。

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