大平宿へ

20101022 飯田下伊那地方の若手行政職員で作る勉強会の一環で、大平宿へ。
南信州自治研究会
飯田下伊那地方の若手行政職員で作る勉強会









今回で大平宿へ行くのは二回目。









以前は全部の建物を見ることは出来なかったが、今回は事務局長の羽場崎清人さんの案内で建物の中にも入ることが出来た。

大平宿の特徴である「せがい造り」。以下、引用。
「せがいづくりとは深い軒先をつくるため主屋の柱から腕木を突き出して桁をのせ、この部分に天井を張る構法で格式ある家の象徴です。和船の両舵にある船棚(船がい)に似ているものでこの称が出たものと思われます。1階の和風空間は水廻り空間を使いやすくまとめたことと、小屋裏を有効利用した中2階空間が特徴の住まいです。」







映画「隠し剣鬼の爪」のロケ地にもなったこの場所。









今月中旬も東京大学の西村幸夫教授が来られ、この地で講演会を行った。それに関する記事にもあったが、この様に人が住まなくなった場所をそのままに保全している、という事例は全国でも珍しいとのこと。









それは人が住まなくなった場所の保全というのは、本当に難しいからだ。実際羽場崎さんも「みんなが来てくれて利用してくれることで、この様に守って行くことができる。」とおっしゃっていた。








この様に地域にに眠る資産は、このように肌に触れなくては、知ることはできないのだ。










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