20111014 協和精工さんのホットサークル発表会へ参加


14日は、町内にある協和精工さんという精密機器を扱っている企業さんのホットサークルという取組の発表会に。

「協和」の今日は? - Yahoo!ブログ
協和精工さんのブログ
当日の様子
http://blogs.yahoo.co.jp/kyowa_seiko/27807068.html

・ホットサークルとは、協和精工が行っている会社内の改革改善の取組のひとつ。それぞれの部署で課題発見~現状把握~解決法立案~実施~検証を行い、4ヵ月に1回を1クールとして発表を行うもの。
・審査委員と社員審査により点数がつけられ、最終的に順位が決定する。
・社長さんとは以前よりブレイクワーキングの取組でご一緒だったため、先月見学させていただき、そして今回の発表会へも見学させて頂く事になった。


僕が気になったポイントを抜粋
・まず、協和精工さんの理念は「いい会社をつくろう!」ということ。
多能工化…星野リゾートでは多機能社員の育成を目指している。一つのものでたくさんの機能を持たせること。これは効率化や時間の短縮が進み、最終的には顧客満足につながる。
テキスト化、マニュアル化
・売り上げの見える化、リアルタイム化
・水平展開、横の展開→高位平準化
・外需に頼らない小さな経済の確立
・改革改善の実行段階で、それぞれの部署で購入等が可能(権限移譲が進んでいる証拠か?)
・他の部署との連携…改革改善を行う上で他部署の特長を活かし、仕事や作業を依頼
・「協和さんって来るたびにどこかが改善されてますよね~」とお客様に言われる、ということの意味
・失敗してもよい、それも成果。何が出来なかったのか?それに気づくことも大きな成果。行動していることが重要。
・当初はコンサルが入っていたが途中から自分たちで作ってきた→進化、わかりやすさを求めてきた。
・自分たちのものにする、それを継続させるポイントは自分たちで作る、という点。
・それぞれの班の活動は、記録し掲示することが重要
歯止め、という考え方。→楽天やリクルートなどの『仕組み化』。これらの企業は「仮説」「行動」「検証」の次に「仕組み化」という、「改革改善を定着化」させる仕組みを行なっている。まさに協和精工さんの歯止めとはこれのこと。いわゆる「新しい取組」が「当たり前のこと」となるような仕組みづくりが重要。

     
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感想
成果が給料に反映されない公務員こそ、このような取組が必要だと改めて感じた。その理由は3つ。
1)その場でサービス対価のやり取りがない役場のような仕事こそ、このような改革改善の取組を「見える化」する、ということは納税者である住民の方々に対して当たり前→(議会とでの説明とは別の意味での)株式総会のような位置づけ
2)発表することで批判や叱責もあるだろうが、基本は活動していることにたいして良い評価を受けるはず。これはお金以上に嬉しいはず。お金ではない、自信や誇り、というモチベーション。
3)他部署で行っている素晴らしい技術や手法、考え方を共有できるということ。職場の中の高位平準化が起こる→最終的には住民に反映。

このように、「発表会の開催」とは「説明責任」モチベーションの創造」「行動を必然化・定着化」させる作用を持っている。今年度は、年度末に事務事業の成果発表会を行う予定、また町民提案型補助制度の該当団体の皆さんにも発表してもらう予定。こういうことをやろうと企画した自分の考え方は間違いじゃない、と再確認。
こういう企業さんと一緒に、これからの高森町を創っていけたらなあ、と思う今日この頃。


★今日のキラーフレーズ★

協和精工の社長さんの言葉
「僕たち民間は今と同じことを5年やっていれば生きていけない、そういう覚悟で仕事をしている」


★今日のエクササイズ★


★今日のミュージック★
このメンバーがイイね!曲は「竹内まりあ」の名曲!


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