20130708、飯田下伊那地方の若手有志職員の勉強会「寛流学林」。
World Cafe: 寛流学林
ラベル;寛流学林
高橋寛治さんをお招きして開催していた勉強会も少しお休みします。
寛治さんには、今、3つのやりたいことが。それをある程度カタチにするためにも、少し時間が欲しいとの事です。
今後は、せっかく集まった仲間なのですから、自主的に継続していこうと思います。
下記は、講義・授業のメモです。
寛治さんの3つのやりたいこと
1)飯田の再開発・全ての資料や詳細なメモを残してある。地方都市の再開発はどうあるべきか、これをまとめたい。「飯田方式」を視察に来た自治体はたくさんあるが、おそらくどこも同様のやり方はできていないだろう。それはなぜか…
2)ある地区の農家の方の記録をまとめる
・この方の詳細な日記を家族の皆さんに同意のもと、記録としてまとめたい。
3)山村についてまとめる
・山村がなぜここまで疲弊したのか…
・そこから脱却するには、外部の視点(学者など)の視点が重要
・清内路、浪合、高野町はどうだったのか
ある山村のこれから
1)食糧・エネルギーの自給2)その村内で仕事を創る
・2~3人のグループ
・民間ファンドなどの活用、その村でファンドを作る
・それを人材育成に使う
3)高齢者は囲炉裏システム
4)子どもたちには「チャボシステム」
・地域にあるものを活用し学習し実践するシステムづくり。
※こういう、その村内だけに通用する言語をつくることが重要
・20年後も通用するシステムづくり。経済原則に負けない(勝つのではない)システムづくり。
土地の「総有」
・総有という概念は、飯田が発祥と言ってもいい。・土地の利用と所有を分離する考え方
内子町の取り組みから 岡田文淑という人
・農村、山村の美しさ・素晴らしさは表面的なものではない。その裏にある、そこに住む人たちの知恵や工夫、技術が美しく、素晴らしい。※全員で、岡田さんの講演会のメモを読みながら、その後はそれぞれの感想を語り合いましたよ。
民俗学を学んで
・以前は民俗学に対して答えを求めていたが、そうではない。「まちづくり」「地域づくり」に当てはめたら、どう使うことができるか、ということを最近になってやっとわかった。自分の町の名前を言えるか?
・南信州となんでも一括りにしない。同様に「○○市の隣の町です」と公務員として、住民として、誇りを持って、そこに住んでいることを言えるかどうか。・名前を売ることは気を付けなくてはいけない。良いものを作れば、自然とお金はついてくる。
内子町の岡田さんとは、実は以前にお会いしています。当時のメモもBLOGに残してあります。地域で団体を作るときや、お手伝いを作るときの、自分の「指針」のようなものになっています。
World Cafe: 20091027愛媛県内子町へ、そして岡田文淑さんに会う
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