去る8/28に40回目を迎える全日本天竜川カヌー競技大会が開催された。僕自身は担当になり5回目になる。この南信州にカヌーが導入された背景は、S40年代後半の名古屋オリンピック招致運動の際と聞いている。S47年に県カヌー協会・飯田カヌー協会主管で第1回大会開催。
今年はなんと40回目。全国から91名の選手が申し込みをされた。北は福島県から南は大分県より。21歳から75歳(!?)まで、という地域も年齢もさまざまな人たちに集まっていただき、この記念すべき大会を無事に終了することが出来た。
全日本天竜川カヌー競技大会
「全日本天竜川カヌー競技大会」の特徴
カヌーを行う人を「パドラー」と呼び、またカヌーの競技には大きく2つの種類がある。1つは、コースに設置されたポールの間を潜り抜けるようにカヌーを動かし、そのポイントを競うもの。いわゆる「巧さ」を競う競技。もう1つは、川を下り、そのタイムを競うタイプ。ダウンリバーなどと呼ばれ「速さ」を競う競技。高森町で行われる大会は、この「ダウンリバー」と呼ばれるタイプで、この競技の平均的なコースの全長は長くて5km。しかしこの天竜川を使った市田港から時又港のコースは全長約13kmあり、おそらく公式競技でこの長さがあるのは、日本でここだけだと思う。
そのため、この天竜川の大会は「巧さ」でもなく「速さ」でもなく、「日本で一番『強い』パドラー」を決める大会と言われている。
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