20120923 高森町土地利用景観シンポジウム@杉の木ホール
さる9/23にあさぎりの郷杉の木ホールにおいて、高森町の土地利用景観シンポジウムを開催しました。前高野町副町長の高橋寛治さんの講演、そして住民側からは「高森いいとこ見つけ隊」の木下光さんが事例発表を行いました。
実施状況は下記の通りでした。
・参加者70人、主催者側15人、計85人 ・分科会38人参加、5班編成 第1班7人、第2班8人、第6班8人、第7班7人、第8班8人 ・分科会意見発表 2班(第1班、第8班)
高橋寛治さん 講演会
高橋寛治さんの講演では、飯田市や高野町の事例から、このような計画を作る際の「住民参加」の在り方や、役場側の「覚悟」のお話しがでました。担当者は本当に苦労する、と。また、そのためには町全体として哲学が必要になる、と。
経済原則に流されてしまうと、景観や土地利用などは成立しません。安かろう、早かろうの原理が働いてしまうと、景観というものはコストもかかり、そして長い時間がかかるものです。言い換えれば、こういう利益ではないところで、町としての価値を生み出す分野にこそ、行政の力を大いに発揮すべきところだと感じました。
木下さんからの事例発表
木下さんからには、ご自身の建築士という職業を通じて参加してきたまちづくりの実践、そしてNPO法人の活動、そして「高森いいとこ見つけ隊」の事例発表を通じて、「地産地消」「都市部と農村部の交流」「都市と農村の価値は等価である」という発表をしていただきました。
ワークショップ
最後は、参加者の皆さんでワークショップ。高森町の景観や土地利用について、「残したいもの」「変えなくてはいけないもの」「将来の望むべき姿」「講演会の感想等」の4つの切り口から、それぞれの想いを発表して頂きました。高森町公式Youtubeから動画で見ることができます。ぜひともご覧ください。
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