20100629ワタミ会長渡邉美樹さんの講演会に参加

飯田青年会議所の主催にて、昨日はワタミ会長である渡邉美樹さんの講演会に参加。おそらく子供が生まれてから初となる夫婦二人きりでの外出。実は僕以上に嫁さんが大ファン。
メモ
・大学時代、自分の生き方の方向性を決めるために日本一周旅行。ただし飯田市に来ることは生まれて初めて。内陸の内陸、という感じ。
・1月に一回のペースで講演会。※講演会料は(おそらく)◯百万。
・この講演会の目的はカンボジア等にある渡邉会長が作っている学校うの運営資金へ。
・学校を作りはじめて12年くらいになる。現在では140校、70000人。給食も始めて、27校で約10000人の子供たちが給食を食べてくれている。
・カンボジアはまだ人身売買が残っている。女の子は30000円、男の子は10000円という相場でまだ売買がある。
・その子たちをそのような環境で生活させないためにも、学校を作っている。
・カンボジアの子供たちにの学びに対する姿勢はすごい。どんどん机が前に出て、音を出すようにまで積極的に聴いている。

・経営とは闘い。敵に背中を向けた時に恐怖を感じる。
・常に未来に目標を定め、それを手帳に書き、その通りに進めてきた。未来に夢を定め逆算するとその時にやることが見えてくる。
・40歳までに現金で100億円をためて学校を行うことは20歳前半で決めていた。
・居酒屋での経験は人のつながりの重要性を強く感じた時代。経営難のときに取引先の酒屋さんが1000万円を貸してくれた。
・「世界で一番ありがとう」を集められる企業を目指している。

渡邉会長はテレビで見る限りは温和に見えるが、実際は本当に怖い人だと思う。怖い、と言うと語弊があるが強い「コダワリ」がある人だと思う。講演会でも話されたエピソードはそれを象徴している。
ある長期の取材で記者が密着。その際都心のある店舗で東京へ出張に来ていたお客様から苦情があり、会長はその店の店長に「実家まで行って謝ってこい!」と怒った。記者は「会長は本当にお客様視点なのですね」と言ったが取材が終わる頃、同じ記者が以前の発言を撤回すると言う。「長期取材をしてわかりました。渡邊さんはお客様想いではなく、そうしないと気が済まない性格なんですね」

こういうコダワリがある人だからこそ、自分の夢に向かって自分が想い描いた通りに人生を突き進むことができるのだと思う。

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