このような長く続いている事業で必ずあるのが「マンネリ化」。ここ最近では、地域の女性の方々や団体からの申請受付方式で行っていた。申請方式ではどうしても利用団体の固定化が目立ち、どうしたらよいものかを検討している中で、開始当時の資料や昔の広報誌、そして全国の同様の事業から「テーマ設定」方式を開始することとした。
H22年第1弾は「ようこそ高森町へ!」と銘うち、新たに高森町に来られた方を対象に町内めぐり事業を7/3に開催。お子様も含めた13名の方が参加して下さり、好評を得ることができた。
第2弾は、本日の「帰省学生向けコース」。実は応募者は2名だったが、せっかくの申込のため開催!現在北関東の大学に通う高森町出身の大学4年生が参加。福祉複合施設あさぎりの郷の内部にある「あさぎり茶屋」で、コーヒーを飲みながら町長と懇談。学生のみなさんは、僕たちがドキっとするような鋭い質問を町長に投げかけ、町長もそれに応えていた。福祉施策、リニアの問題、農業のあり方・・・今時の学生の勤勉さには本当にびっくりした。これは僕たち職員もうかうかしてはいられない。
若者を高森町に呼び込むこと、自分の故郷高森町への想い、そして地域や人のつながり・・・純粋な目で町を語る学生たちからは本当に多くのことを気づかせてもらういい機会だった。
そのあとは、天竜川に行き「かわせみの家」の前のみだったが、ウォーターチューブ体験。天竜川、という南信州の大きな資源をたっぷり楽しんでもらうことができた。
こういった熱意ある若い人たちが戻ってきてもらえるような地域にしていかなくては…雇用や定住、教育や子育ても含めて、今一度「魅力ある地域」とは何か、考えてみようと思う。
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