日本で最も美しい村
赤石荘を経営する多田聡さんの案内で、大鹿村をめぐる。
信州小渋温泉-赤石荘ホームページへようこそ
大鹿村に行ったら、ここへ。
映画『大鹿村騒動記』
原田芳雄さんの遺作となった『大鹿村騒動記』の舞台を探検訪問。実は恥ずかしいことに、まだ映画を見ていない。
映画 『大鹿村騒動記』 公式サイト
食堂「ディアイーター」
まずは「ディアイーター」へ。
近寄るだけで鹿肉カレーの良い匂いが…僕達が入った時も名古屋からなどのお客さんが入れ代わり立ち代わり入店!雰囲気もいい!
次はディアイーターのとなり、以前は雑貨屋さん!?だったお店の場所へ。これも映画のロケ地だったらしく、壁には原田芳雄さんや佐藤浩市さんらの撮影風景の写真が飾られていた。
奈落の底へ
次は大鹿歌舞伎の舞台である大磧神社へ。
写真右側にあるように、『大鹿村騒動記』のゆかりの地には看板がくっついています。
今回は特別に奈落を見せていただくこともできました!
実は、この大磧神社には思い出があって…以前、やはり飯田下伊那の農村歌舞伎をモチーフにしたBEAUTYという映画があり、大鹿村がロケ地でした。僕、農民のエキストラで参加したんです…もちろん、写ってはいませんがいい経験でした。しっかりドウランで汚れた顔にして頂きましたし…
映画ビューティー
下伊那地方事務所のページより。記事が古いですが…
中央構造線
次は日本列島がアジア大陸から分離する以前に既にできていたという「中央構造線」。大鹿村にはこの博物館がある。大鹿村にはこの構造線が走っている。
南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク・大鹿村中央構造線博物館
一度、行くべき!
釜沢集落
最後は、JR東海のリニアのトンネル工事のためにボーリング調査が行われた釜沢集落へ。釜沢は以前は学校まであったとのこと。ボーリング調査が行われた場所は今は写真のようにコンクリートのマスがあるだけ。
中を覗くと水が溜まっている。
トンネルで出てくる場所は何となくこの周辺なのかなあ、という感じ。
帰りには、やはりロケ地であった福徳寺に寄ってきました。
以前は長野県でも最古の木造建築物と言われていましたが、調査でそうでないことが。でも、県内でも有数の古い木造建築とのこと。
まちづくりの前提
後述の「キラーフレーズ」でも出てくるけど、この場所に住んでいるっていう誇りや自信があると、住民の方々が自ら「自分たちのまちは自分たちの手で綺麗にしよう」という気持ちが自然と湧き出てくるものだ。
大鹿村には確実に村全体にその雰囲気が溢れている。今では村の青年団のみなさんなどが中心となり映画のロケ地をめぐるツアーも受け入れている。
その他には例えば、この写真。
フラワーロード事業で村内のブランティア団体が植栽や管理作業をしている。こういうのは、普通にどこでも見られるものだ。だけど…
よーく、このフェンスを見ると、茶色く色が塗られていることがわかる。これは最初はよく見る白色のフェンスだったものを「花の色が映えないし、大鹿村の美しさが伝わらない」ということで、役場が塗料を出し作業は住民の人の手で塗られたとのこと。
まず「自分たちの町や村が好き」で「そこに住むことに誇りや自信を持つ」、これが大前提。こういうまちづくりを僕達はしなきゃいけない。
こういう町村がこの地域にはたくさん!そしてそれをつなげていこうとする人がたくさん!ますます、この南信州を好きになってしまうなあ〜
★今日のミュージック★
結婚式の定番ソングだけど、僕にとってはまちづくりの歌かな。
★今日のキラーフレーズ★
★今日のエクササイズ★
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